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■2002.4.30
連休の合間に仕事をしている。電車は混んでいるのに会社にいるひとはまばらだ。こんなときは、日頃できないwebベースのトレーニングをして、不要な手紙を削除する。新製品リリースがあって、面 倒をみるがこの記事を読む人がいるのだろうか。帰りのバスの中で不可解な行動を取る人が三人もいて、初めて怖さを感じた。洗練された礼儀正しさと勤勉さを美徳としていたかつての日本人はどこに消えてしまったのだろうか。かすかに覚えているのは明治生まれの祖父たちの言動だ。 明治時代のアメリカ女性人文地理学者がみた日本の風景を見ていると、日本人の原点のようなものが見えて来る。
■2002.4.29
朝、五時に起される。父が植木の消毒をするので、車を動かしてほしいとのこと。夜のうちに動かさなかったのはこちらの落ち度というわけで、もう一度眠ったら、八時になっていた。ホットケーキに、ブランデイに浸したレーズンを入れて焼く。これが美味。時間のないときは、レーズンを電子レンジにかけると柔らかくなる。部屋の片づけをしていたら、子どもたちの写 真があちこちから出てきて、えいとばかりにアルバム整理を始めた。半日かかって、ようやく入学前まで完成。館山がなかったときは、軽井沢、箱根、葉山、京都と有名観光地を旅していた。あの頃から海辺の町で暮らしたいと憧れていたのだ。ELPを聴いていると疲れを感じたので、サンタナに変える。ELPを聴きながら、別 のことはできない。玄関に兜を飾った。
■2002.4.28
朝食をゆっくり取って、高倉に出かける。館山自動車道路はすごい混雑。料金所も渋滞していた。遅く出かけたので、野菜も種類が少ない。やはり早起きは三文の得なのだ。食材を調達し、昼過ぎに戻って来て、急いで食事を作る。午後、本を読み、午睡をする。お天気がよいので、うとうとしていて気持がよい。猫もロフトで同じように眠っている。無為な時間を過ごすことがいちばんの贅沢なのか。夜、筍を茹でて、春の味覚を楽しむ。
■2002.4.27
久しぶりに朝寝坊して、八時過ぎに起きる。焼き立てのクロワッサンにカフェオレ、オムレツというパリの朝食を取る。快晴。図書館に出かけ、【志賀直哉全集 補巻6】、【シドモア 日本紀行】を借りて来る。弟は昼前に帰った。お昼にシーフード・スパゲッティを作る。ソースにパンを浸して食べると美味。午後、読書して、夕方、少し休む。知り合いからT.G.I. FRIDAY'S が品川パシィフィックにあることを聞き、さっそくクーポンを入手。どこかに出かける前にweb をチェックするのが常識らしい。今日もZEPを聴く。
■2002.4.26
本日、予定していたことが無事完了し、プロジェクトメンバ全員で喜び合う。第二弾もあるのでこの先にも楽しみがある。タイミングよく、新しい仕事の依頼が来た。これを仕事ではなく、もっと有意義なものに変えるために頭を悩ます。やるなら付加価値を付けて二倍の成果 をあげよう。久しぶりに、お昼休みに大勢集まって、たわいもないおしゃべりをした。女ともだちというのは、ほっとするものだ。明日からの三連休が嬉しい。4時に早退して、メゾンカイザーに立ち寄る。クロワッサンを積んだ配達車が到着したところで、ラッキーだった。読む本がたくさんあるのに、明日は図書館に出かけようという野望がある。25年前の日記に、50歳になっても英語を勉強しているだろうと書いてあって、おかしい。学問というのは死ぬ まで続くのである。
■2002.4.25
今日までの締切の仕事を抱えている中、突然、新しい仕事が入って来る。千客万来だ。久しぶりにPCを三台も占有して、メイルを書いたり、画面 をチェックしたりと忙しい。品川経由で六時四分の千葉行きに飛び乗って帰って来た。1977年のロンドン日記のことを懐かしがってくださるがシドニーにいて、同じ頃、同じ通 りに住んでいたことが分った。こういう奇遇というのは、本当にあるのだと実感する。弟が出張で来ているので話してみよう。彼もその通 りで一夏過ごしたのだ。ZEPを聴く。
■2002.4.24
午後打合わせがひとつ、会議がひとつ、ようやく骨子が固まった。直しが全部出たところでまとめて業者に依頼する。この辺りの劇的な忙しさをうまく使うと、さらなる発見があり、そのあとの仕事がぐっと楽になるから不思議だ。帰ってから、カルピスゼリーを作り、筍をチーズ和えする。筍の食べ方としては新鮮で最後にパセリを散らすときれいだ。あと一日で忙しさから解放される。
■2002.4.23
午前中に会議がひとつ、午後は研修と時間に追われる。空き時間を利用して、メイルを書き、指示を出す。合間に小さなミーティングを入れ、現状確認をした。計画は予定通 り進行している。帰り道、白金高輪まで歩き、日比谷経由で帰って来た。これだと人の流れに逆らっているので、どこも空いている。都会での暮らしはどこも人の波だから、日常を非日常にすることで、かろうじて精神の均衡を保っているようなところがある。1977年のロンドン日記について、嬉しいメイルをもらった。音楽は心を癒す。ずっとZEPを聴いている。
■2002.4.22
新しい仕事の前の足踏み状態。忙しくなるのは分っているので、今できることをする。来週のカレンダを見たら、実質三日間だ。四月の慌ただしさのまま、五月になったら、季節を楽しむ余裕もないだろう。この時期に休日が散り嵌められているのも、少し頭を休めて、休息しなさいということかもしれない。祖師谷まで歯の治療に行く。初期の虫歯を一本発見された。
■2002.4.21
連休前の買い出しに館山まで出かける。途中から雨が降り出して来て、一日雨模様だった。みんなみの里でカサブランカと苺、アスパラガスなどを入手し、おどやで刺身用の鯵と海産物などを調達。野菜直売所は二軒も梯子した。北条海岸は満潮で灰色。もちろん、海岸を歩いている人もいない。お昼にいつもの店に行くと、雨のせいか空いていて、歓迎してくれた。高速道路ができたので、日帰りでも十分楽しめる。木更津産の寿司海苔と浅蜊の味噌汁が美味しかった。
■2002.4.20
図書館行きは早朝に限る。新刊コーナーから【海人と天皇 上 梅原 猛】、【源氏物語 愛と智恵 その弐 齋藤 裕】、【石川啄木歌集全歌鑑賞  上田 博】、【子どもと悪の人間学 亀山 佳明】、【グロケイオ 音楽論】、【自然資本の経済 ポール・ホーケン】を借りて来た。頭がまだ新鮮なので、何でも読んでやろうという意欲がある。子どもの学校が週休二日になって、親の方もその恩恵を感じている。時間に追われないというだけで、心がほっとするのだ。例年のように語学学習をしようと試みる。夕方、チーズケーキを焼く。
■2002.4.19
午前中に簡単な打合わせをして、午後は課題を完了させる。忙しいがまだ余裕がある。スモールビジネスマネジメントを読んでいるが、企業に働くものにも発見が多い。できることからすぐに実行して行こう。一週間よく働いたので、帰りにメゾンカイザーのクロワッサンをと思ったら、今日も売り切れ。予約が必要なのだろうか。昨日からFTTH (Fiber to the home) になったので、夜更かししてしまった。こんな一週間は充実感があり、週末が楽しみ。連休にやることの計画を立てよう。
■2002.4.18
締切がある仕事に追われる。アイデアは最後の時間にまとまるという法則があるが、まさにそれだった。午前中に会議がひとつと打合わせがひとつ。何年かぶりで知り合いが訪ねて来た。最近、昔の知り合いが連絡してくることが多い。ビジネスの中身がどこも大きく変わってしまって、変革に対応できない人は退場しかないようだ。自分のいるベースラインを再度確認。疲れた頭をZEPを聴いて熱くする。
■2002.4.17
白金台で会議が一つ。一時間遅い始業なので満員列車に揺られて着く。時差通 勤のありがたみを実感。午前中に打ち合わせがあるので、タクシーで戻り、午後、別の打ち合わせ。人と会いはじめると、途端に時間がなくなる。連休前に片付けておく課題が溜まってしまった。他所の仕事を完了し、次のことに集中する。風が激しく吹いている。季節が無理にでも変わろうとしているのか。まだ水曜日なのが不思議。今週は充実している。
■2002.4.16
一日よく歩いた。締切のある仕事の合間に、余所からのお願い仕事が入ったりして忙しい。そんな中、新人研修に4名の男女がやって来た。webの概要を説明し、メイルの書き方の見本のようなものを教える。昔、この会社に中途入社したときは、親切な人が多かったが、必死になってやり方を覚えたものだ。与えられるより、自分から切り開いた方がはるかに気持がよい。毎年この季節になると、彼らの一年後が楽しみである。夜、ワイン一杯ですっかり酔いが回ってしまった。
■2002.4.15
暖かい朝、夏が始まっているかのようだ。午後に会議が一つ。やることはたくさんあるのに、集中する時間がない。忙しいことはいいことだが、ある限度を超えると蓄積疲労になってしまう。明日は新人研修があるのでその準備をしなくちゃ。会社を出るのが遅れたので、白金高輪から京葉線で帰って来た。夕食の時飲んだ赤ワインが効いて、酔いざめに寝転んで本を読んでいた。ZEPを聴きながら、夜を過ごす。
■2002.4.14
朝寝坊して、九時過ぎに朝食をとる。うららかなよい天気だ。午後、Jリーグ観戦があるので、洗濯、部屋の掃除とかいがいしく働く。高倉経由で市原臨海競技場まで出かけたが、午後一時過ぎには産地直売の野菜が完売していた。胡麻豆腐と卵は確保したので、芹と筍、ごぼうなどを購入する。ジェフ対エスパルスなのだが、ジェフが実力をつけたので、見違えるようにボールが飛び交う。なんどかチャンスはあったのに、それを活かせないで1対1で引き分け。延長戦まで見られたから充実した試合だったと思う。帰って来てからTVで復習する。TVの方が選手の顔はハッキリ見えるが、試合場では、全体を通 して、みんながどんな守備配置にあって、どんな動き方をしているのかがよくわかる。どちらも必要なことだ。気分がいいので、スパゲティを前菜に、ステーキを焼き、赤ワインで乾杯する。
■2002.4.13
朝、一番で図書館に行く。【アントレプレナー マネージメントブック エリック・G・フラムホルツ】、【グローバル資本主義 ロバート・ギルピン】、【リースの知識と実務 芥川 基・久納 幹史】を借りて来る。新書・新刊コーナーからふだん読まない本を借りるのは清清しい。午前中、食材を買いに出かけ、午後、サントリーホールに向かう。小塩節さんのモーツアルト講座を聞きに出かけた。幕間には白ワインがでるのだ。こういう催しに参加できるのも都会の片隅に暮らしているからだと感謝する。帰りは、銀座線で三越前、新日本橋経由で戻って来る。 夜、久しぶりにゆっくりと過ごす。
■2002.4.12
金曜日の開放感。朝から雨だというのに、早朝の丸の内はしっとりとして緑がきれいだった。他部署の方に紹介してもらったノベルティの業者と打ち合わせして、品物を選ぶ。先週来たスキャナーがやっと使えるようになった。五時半に会社を飛び出し、なんとか七時前に戻って来る。チーズケーキを焼き、コーヒーゼリーを作った。週末の気分を満喫。夕食後、ゆったりとヘンリー八世の本を読んでいたら、一時過ぎにしまったので、慌てて眠る。
■2002.4.11
一日休んだので、気持ち新たに難しい課題に挑戦する。今年はいつになく目標がたくさんあって、充実している。午後、打ち合わせがひとつ。仕事というのは気持のよい相手と、アイデアを膨らませながらやるのが理想だ。新しい仕事を新しい仲間と存分にやりたいと思う。仲間がいれば、なんでもクリアできるものだ。夜、コーヒーゼリーを作り、ZEPを聴く。
■2002.4.10
いつもより遅い電車に乗って、東京フォーラム経由で銀座まで出かけた。パトリス・ジュリアンのホームカフェで楽しい話を聞かせていただく。エスプレッソに塩味のマフィンが合うのを初めて知った。ヘーゼルナッツクッキーの作り方も教わる。フランス人のこだわりのようなものが分って面 白かった。午後、白山の美容室でパーマをかける。優雅な一日だったが、あちこち出かけたので、さすがに疲れた。
■2002.4.9
朝、webブランドセミナに出席する。帰り道、麻布十番で降りて仙台坂を登り、仙台坂上から会社に戻った。この辺りはよく歩いたので懐かしい。新しい感覚の家もたくさんあって、見ているだけで楽しい。会社にはドイツから上司が来日していて、午後はwebの説明をしながら話を聞く。今回は慌ただしい日程なので、いっしょに食事をすることもないが、とても誠実な人だ。夕方、思いがけず早く帰宅できたので、図書館に寄り、【ヘンリー八世の六人の妃 アントーニア・フレイザー】、【スモールビジネスマネジメント デブラ・クーンツ・トラベルソ】、【王家の遺産 英国王室真理歴史 デニス・フリードマン】を借りて来る。ヘンリー8世がなぜ、男子継承者を得るために結婚に固執したのか、当時の政治的な状況を考えると納得できる。それにしても、図書館というのは不思議なところだ。知識や叡智がひっそりと隠されていて、その扉を開けたものだけが知る機会がある。こういう本ばかり読んでいるのは現実からの逃避と思われてもしかたがない。
■2002.4.8
朝起きたら、霧が出ている。六月並みの陽気だそうだ。今年は春先のコートがいらない。今日は、入学式があちこちで開催されているらしく、地下鉄には新一年生を連れた親子連れがたくさん乗っていた。新学期が始まったので、学生が戻って来た。たくさん仕事をしたので、帰りの電車ではぐっすりと眠ってしまった。夜、思い出してコーヒーゼリーを作る。ケーキを焼くには暖かすぎる毎日だ。
■2002.4.7
小雨の中、館山に出かけた。途中の高倉で玄米を予約して帰りに立ち寄る。館山は曇りときどき雨の天気だが、涼しいので助かる。千倉の鰻屋さんに寄る帰り道、畑の八百屋さんで、筍、里芋、芹、春大根などたっぷり買い入れる。地元産の野菜は新鮮で美味しい。イサキを頂いたので塩焼きにする。いつもながら、館山で過ごした後は、食卓も心も豊かになれる。日曜日はとても短い。油断しているとすぐに夜が終わってしまう。
■2002.4.6
休みの日が晴天だと嬉しくなる。久しぶりに家族揃っての昼食なので、アンチョビのスパゲティにする。デザートも二種、杏仁豆腐とオレンジゼリーを作った。紅茶やオリーブオイル、トマト缶 など買い出しに出かけ、夕方、図書館に寄る。【室生犀星と王朝文学 上坂信男】を借りて来た。何もしないのに、陽に当たって本を読んでいると眠くなる。静かな土曜日というのはいいものだ。
■2002.4.5
午後に会議がひとつ。午前中は資料作りに追われる。夕方までにようやく宿題だったメイルを出す。仕事が滑らかに進むと、ストレスがないだけでなく、やる気が違う。手ごたえを感じて、来週が楽しみになってきた。品川経由でポンパドールに寄る。ここのグラハムパンは、なかなか手に入らないが絶品。デザートを作る余裕がないので、ちょっと寂しい。Legolasがいちばん好きなので壁紙を作ってしまった。
■2002.4.4
盛り沢山な一日だった。いくつかの発表資料を作り、ランチミーティングをして、憂さを晴らす。情報というのは、発信する人のところに集まるから、何もしないと何も始まらない。自ら締切りを決めて、会議を召集する。同じ意識の気持のよい人とだけ仕事がしたいと思う。感性のない人に理解してもらうのは疲れるだけだ。デザートのないディナーが物足りないように、すてきな傍役がいないパーティはつまらない。
■2002.4.3
気持のよい日が続く。初夏を先取りしているような気分だ。都会にはこの時期、新人が溢れている。地下鉄でも、JRでも黒い服を着た集団とぶつかる。今の時代の若者は何を心の糧に生きているのだろうか。彼らは不思議と携帯電話を使っていない。研修期間中は禁止されているのだろうか。新しい仕事に取りかかるまでが気が重いが、始まってしまうとなんとかなる。ネットワークに助けられ、仲間がいる限り、なんとか完了できるのだ。
■2002.4.2
六月の陽気だとかでとにかく暖かい。都バスでも冷房していた。三連休の後は、溜まった仕事を片付ける。月例報告を作り、新人研修をスケジュールに入れ、メイルの返事を書く。会社に出れば、嫌いではないのでどんどん仕事をしてしまう。帰りの電車ではぐっすりと眠っていた。夕食後、なんとか時間をひねり出して机に向かう。
■2002.4.1
月曜日に休暇を取って、指輪物語を見て来た。三時間余り、はらはらどきどきの冒険の旅だ。映画の日だというのに、9時の部はがらがらだった。外に出ると日射しが眩しい。夏の日のくらくらするような陽炎が見えた。疲れたので午後、少し休息する。なにもしないのに時間が経って行く。夕方、明るいうちにお風呂に入り、温泉気分を味わう。4/1なのに家で過ごしたので、嘘をつく暇もなかった。
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