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■2001.8.31
今日で八月もおしまい。朝、品川に着いたら雨だった。おかげですっかり涼しくなって肌寒いくらい。午前中、社内を歩いて打合せを済ませ、午後今週の課題を仕上げる。なんとか予定の仕事が完了したので、少し早く会社を出て家に帰る。夏休み最後の週はどこも空いていた。子どもたちは今頃で宿題をしているのだろう。週末はやはり家で過ごすに限る。猫が二匹待っていた。
■2001.8.30
昨日からThinkPad570が壊れている。システムにもアクセスできずにただ今ドック入り。代りのPCを設定してもらうのに半日費やす。今週の課題をこなすのに時間が足りない。1つはなんとか終えて、残りは明日挑戦するつもり。なにかと忙しい。セミナの原稿は変更が入ったので、最初からやり直しが必要だ。家に帰ったら液晶テレビが届いていて母たちの部屋がすっきりしている。ELPのDVDを聴きながら、回りをきれいにした。油断するとすぐに物が散らかる。要らないものをどんどん捨てないとだめだ。デザートに聘珍楼特製の杏仁豆腐をいただく。西瓜をさいころ切りして入れると美味。
■2001.8.29
朝、品川に着くと曇り空だったが、久里浜の方では豪雨のため電車が不通
になっていた。この頃の天気は地域差が多すぎる。セミナの概要がようやく明らかになってきた。資料の打ち合わせをする。夜、7月のセミナの打ち上げを恵比寿で行なう。この辺り食べ物屋が本当に多い。世の中は不況だといいながら、店は混んでいた。
恵比寿もガーデンプレイスができてずいぶん変わった。昔のごちゃごちゃした町並みが懐かしい。
■2001.8.28
最近、早朝出社の仲間が増えている。行きのバスの中で時差通勤の快さについて語り合う。みんなが早く来るようになるとあまり意味がないが、早起きが苦手の人がいるかぎり、朝の清清しさを味わうことができる。休み中のメイルの数がようやく200通
を割った。未読が続くとうんざりする。探していた九月のセミナ会場が取れた。季節商売なので、特定の時期に仕事が集中するが、前もって準備できることはしておこう。帰りに品川のポンパドールに寄る。胚芽パンの三斤が欲しかったのだが、薄くスライスしたものしかない。明日はこれでサンドイッチを作って食べよう。通
勤のお供に持参した本が面白くて読み切ってしまった。女の生き方は、明治から100年余りでずいぶんと変わった。
■2001.8.27
月曜日、いつもの電車に乗って会社に出かける。傘を持っている人が多い。休んだ間、特に事件もなくほっとする。午後に会議がひとつ、先週より進展があった。二時頃から激しい雨で心配するが、夕方には晴れ間が広がる。帰り道、品川駅に着くと横須賀線は豪雨の影響で止まっており、五時過ぎから運転を開始した。時間調整があちこちであって、持っていた本が役に立つ。漱石をどう捉えるかで、明治という時代との関わり方が違う。【開化ノ無価値なるを知るとき始めて厭世観を起す。開化の無価値なるを知りつつも是を免かる能はざるを知るとき第ニの厭世観を起す -断片】日本が急速に近代化した時代の憂鬱なのだろうか。
■2001.8.26
早起きして、高倉まで出かける。矢那の梨の隣に西瓜が並んでいた。夏ももうすぐ終わる。採りたての野菜を見て季節が変わったのを知る。午後、メディアバレーに液晶テレビの予約に行く。家中のテレビを液晶にしたら、すっきりして空間が生きて来ると思う。まだ高価なので順次変えて行くつもりだ。母がiBookを買ったので、簡単な取扱い説明をする。アップルだけにデザインが洒落ていて可愛い。夏休みも今日で最後。明日から仕事をするのが、少し憂鬱。猫のようにのんびりしたので、うまく社会復帰できるだろうか。
■2001.8.25
風が気持ちよい。曇り空のせいか暑さも感じなかった。朝、図書館に行き、【明治の歌人 税所敦子・平井秋子】、【感性論 エステティッスク・岩城見一】を借りて来る。期限が迫った本より、借りて来たばかりの本ばかり読みたくなるのはなぜだろうか。午後本を読みはじめるが、気持ちよく午睡してしまった。夕方、はがきを出しに行き、豆腐も購入。アスパラガスが新鮮で美味しいので、ナンプラーを入れてタイ風スープに仕立てる。どこにも行かずに、家の中の涼しい場所を探してのんびりしていると、一日は長い。猫の気持ちがよく分かる。ZEPを聴きながら一日過ごす。
■2001.8.24
今日も気持ちよく晴れた日だった。午前中に食材の買出しに出かけ、食後、風に当たりながら本を読み、午睡をする。目が醒めてもまだ明るい。夏の日はこうやってゆったりと過ごすのがいちばん。夏休みの最後の日は、Filemakerで食材のインベントリ・リストを作って終える。和食、中華、イタリアンと作るだけで食材が100種類もあるのに驚く。だから買い忘れをするのだ。納戸と台所棚に分けて作ったので在庫管理が容易。仕事がない分、自ら作ってやっているような気がする。明るいうちにお風呂に入り、夕陽の沈むのを見ていた。蝉の音が哀しく聞こえる。学生だった頃は、宿題をどうやり繰りするか大変だったが、大人の夏休みはただ遊び呆けていればいいのだ。夜はチョコレートケーキを焼きながら、借りて来た本を読んで過ごす。
■2001.8.23
久しぶりの晴天。風が気持ちよいので、家中の窓を開けて冷房なしで一日過ごす。午後、子どもの友だちが来て、追い出されるように一階で本を読んでいた。IT講習受けたての父はワープロの練習に励んでいる。70歳過ぎてのローマ字変換は結構大変。教える方も疲れる。夕方、懸案だった物置きの片づけを始め、味噌瓶を取り出して周りを洗う。外で水を流して洗っていたら珍しいのか、通
る人が立ち止まってみていた。夏休みを取ってこんな家事労働に追われていては知的生産ができない。それでも乾いた洗濯物を取り込むときはちょっと幸せな気分だった。明るいうちにお風呂に入り、空を見る。太陽が沈む直前、赤く、美しく輝いてまばゆいようなひとときがある。
■2001.8.22
風の音で夜中に何度も目を覚ます。開いている窓を閉めたり、ベランダの椅子を片付けたりして嵐に備える。目が覚めたら激しい雨が降り出していた。夏休みにしておいてよかった。
台風の進路がゆっくりで予想されていた時間には上陸しそうもない。昼頃、雨脚が弱くなったので銀行に出かける。午後、嵐の中でZEPのPresenceを聴く。夕方にはすっかり雨も上がり、夕焼けがまぶしかった。夕食後、ELPのWelcome
back を見る。イタリア系アメリカ人が編集したのだろうか。馴染みのあるイタリアの風景ばかり出て来る。台風のおかげで棚の整理ができた。
■2001.8.21
台風が接近中というので、風雨が強まっている。夏休み第一日目は一歩も家から出ないで家の中の片付けをしていた。引越ししてちょうどニ年。慌ただしくしまったものの在り処や、在庫状況など棚卸しが必要だと思う。普段は遅いとバカにしている5300を持ち出して納戸にある食器、食料品などの在庫リストを作成する。さすがに棚番号までは付けないが、定位
置があると探しやすい。ピアノの部屋のオーディオセットを移動して、大テーブルを入れる。LP版の宮殿、Worksなどを聴きながらの作業なので、片面
ごとに忙しい。忘れていたものがたくさん出て来た。人形ケースがかさばるので、同じ仲間ごとにまとめてみる。玄関が賑やかになったが、その空間にコンピュータ関連のCD引出しを入れて、ようやく落ち着く。義妹たちは無事飛行機が運行し台北に帰って行った。久しぶりにゆっくりと夕食をいただいた。
■2001.8.20
休み明けの月曜日は空いている。早朝に移動する人は少なかったようだ。朝から休む間もなく課題をこなす。午後に会議がひとつ。明日からは夏休みなので、お願いすることやスケジュールの調整などに追われる。六時のバスに飛び乗って帰って来たら、ELPのDVDが届いていた。夕食後、さっそく聴いてみる。インタビュー中心の音楽ドキュメンタリーだった。彼らの20年の軌跡が示され、若き日の美少年たちのその後の物語は残酷だ。あちこちの公演のハイライトが集大成(まとまったものが他になかっただろうか)
されていて、マニアには楽しいが、普通の人には目が回る。イギリス英語は注意して聞かないと聞き取れない。
■2001.8.19
朝はひんやりと涼しい。ホットケーキにメイプルシロップをかけて休日の朝食を採る。館山まで出かけ、知り合いのお宅で国内線の予約の面
倒を見、鰻を買って、野菜と花を買って帰って来る。途中、いきつけの店でまぐろ串かつを食べ、海辺の町で夏の日を過ごす。親戚
が富山町に新築したので、立ち寄るが留守だった。夕方、帰って来て、義妹たちのためにうな重を作り、おたま豆腐を分け合う。充実した休日だった。夜、レアチーズケーキとオレンジゼリーを作る。
■2001.8.18
明け方、雨の音で目を覚ます。猫ニ匹が眠そうな顔をしてやって来た。昼間では晴れ間もあったりして、図書館に出かけ、【わたしの宇野千代 瀬戸内寂聴】
を借りて来る。宇野千代の恋人たちは超一流の人ばかりで、その人たちは何に引き付けられたのか。知り合いの80歳のおばちゃまを思い出す。可愛くてきれいな人だった。昼、お赤飯を炊き、夜、玄米ご飯を炊く。どちらも冷凍してゆっくりと味わうつもり。義妹と甥たちが夕食に来て、台湾での日々を語ってくれた。台北は治安もよく、気候的にも過ごしやすいという。雨の後すっかり涼しくなって、夜になると肌寒く感じる。まるで秋の夜のようだ。
■2001.8.17
今朝は思いの外涼しい。まだ空いている電車に乗って都心に向かう。金曜日は人も少なく仕事がはかどる。締切のひとつは完了した。残りはもう少し時間が必要だ。来週は、月曜日だけ出社して、ようやく夏休みが始まる。なにも予定を立てていないので、家のまわりでゆっくりと過ごそう。東南アジアもなかなか優秀。パンフレットを取り寄せなくてもここでかなりの絞り込みができる。マイレージでアジアには行けるのだが、候補地が幾つもあって決められない。
■2001.8.16
今日も空いた電車で座って行く。締切が近づいて、会社のCD-Rがようやく繋がった。Office2000対応型なのにパッチを当てないと動かないのだ。さっそく試しにPDF版を焼いてみる。
これでアーカイブが取れる。夜、台北に住む義妹たちが遊びに来た。お土産にウーロン茶を貰ったが、六月にサンフランシスコの中華街で求めたのと同じ天仁茗茶だった。由緒ありげな店は台湾に本店のある老舗なのだ。大勢で食事するので気分はもうすっかり週末。明日までに締切りの課題を終わらせなければいけない。最後にはまとめと仕上げをすればいいのだから、自分の力を信じよう。
■2001.8.15
終戦記念日。涼しい朝だった。今日も空いた電車に乗って会社に行く。ようやく仕事のめどがたってきた。手掛かりができるとなんとかなる。今週末までには仕上げられるだろうか。帰りの電車は成田空港行きで、スーツケースを持った旅行者が多い。夏休みの旅は、みんな気合いが入っていて、話を聞いているだけで嬉しくなる。遠くで花火を打ち上げる音がしたが、とても小さく見える。千葉の観光案内のサイトを発見。丸山町のシェイクスピア・カントリーはお盆期間は無料だった。夜になると涼しい風が吹いて来る。あと二週間もすれば確実に秋だ。梨狩りの案内を見て、秋の訪れを感じる。
■2001.8.14
がらがらの電車に乗って千葉から会社に向かう。品川ではいつもの人たちがバスを待っていた。午前中に会議がひとつと、午後研修を行なう。どちらもこの時期にあわせて開催する。いつもの仲間は全員揃っているので、仕事も同じように忙しい。都バスは土曜日の休日ダイヤになっていた。都心部は思いの外、混雑している。みんな、どこにも動いていないようだ。アメリカの日系企業で働く友だちにメイルを送ったら、もう存在しないアドレスだと戻って来た。四月には届いたのに、どうしているのだろうか。ZEPを聴きながら、夜更かししてしまった。
■2001.8.13
月曜日は京葉線でTDLを横目に会社に通う。東京フォーラムは八時にならないと開かないが、丸の内三丁目を通
って、国際ビルヂングの地下から三田線に乗る。冷媒を入れたレアチーズケーキを持参し、会社で分け合う。意外性が受けていた。外資系のせいかかなりの人が出ている。レポートをまとめ、課題に手を付けたが、まだその時期が来ない。黄金のときに集中して一気に作り上げたい。夕方、まだ明るいうちに帰って来た。海辺の町から到着する特急は、遊び疲れた人たちでいっぱいだった。明日もいつもと違う経路で通
勤するつもり。
■2001.8.12
六時に起きてお墓参りに出かける。さすがに道は空いていた。昨日の大雨の後なので涼しい。八月だというのに汗もかかずに草を取り、水を撒く。全部回わるといつもながらほっとする。十時過ぎに戻り、遅い朝食を食べ、食材を買いに出かけた。日曜日はお休みの八百屋さんが店を開けていて、驚く。町はお盆仕様に変わっていた。午後、図書館に行き、【落語第百科 川戸貞吉】、【佐藤泰正著作集 漱石以後II】を借りて来る。曇り空を眺めながら少し、午睡をする。夕食後、展覧会の絵完全版を聴きながら、レアチーズケーキを作る。明日会社に出勤する仲間と分け合う予定だ。
■2001.8.11
朝から三十度を超えていた。小雨の中、高倉まで野菜の買い出しに出かける。千葉に戻って来た頃は、雨が滝のように降っているので、寄り道せずにまっすぐ帰る。午後白山まで出かけ、新しい担当の美容師さんに髪をいじってもらう。美容院には相性があって、なかなか気に入らないのだが、白山は続いている。今回は京葉線で東京駅まで行き、丸の内三丁目を目指した。その後、有楽町の駅前に出て国際フォーラムの森を抜け、帝国劇場まで向かう。都営三田線に乗る方法は幾通
りもあって、毎回、有楽町界隈に新しい店ができているのを発見する。その小さな旅が嬉しいのかもしれない。誰も客のいないエンポリオ・アルマーニの店や、帝国劇場モールを覗きながら、東京は不思議な町だと思う。夕方から70年代ロックのオフ会に新宿御苑まで出かける。知り合いばかりなので、和やか。音楽だけでなく、仕事の打ち合わせもしてしまった。
■2001.8.10
金曜日なので朝からはしゃいでいる人が多い。来週はもっと人が少なくなって、会社も楽しいだろう。宿題をしないで遊び続けている子どものように、他のことが気になって寄り道ばかりしている。Romaの綺麗なサイトを発見して喜び、ベイエリアのレイオフの話を読んで共感を覚える。今週は、材料集めということにして、のんびり過ごそう。ZEPを聴かないと元気が出ないので、CDを入れ替える。
昔ラスベガスで食べて以来、病みつきになった油菜のページを見つけてアーカイブする。明日も予定がびっしりあるのに、夜更かしして過ごす。
■2001.8.9
朝は涼しかったのに、夕方は蒸し暑くなっていた。一週間前は猛暑だったのだから贅沢はいえない。会社でも夏休みが始まって、あちこちで席が空いている。こんな静かな東京が好き。お盆の週は会社に出て日頃できない仕事をすることにしている。空いた電車にのって都心に向かうのは小さな旅だ。夏野菜がたっぷりあるので、素揚げをして、煮浸しにする。ZEPを聴きながら、風にあたっているとほとんど週末気分だ。仕事の方向性が見えて来たので明日はひとつにまとめるつもりだ。
■2001.8.8
今日も涼しい。午前中上野の研究所に遊びに行く。久しぶりに知的な会話をして、こんな世界もあるのだと思う。お昼は三田まで出かけて知り合いの店でお鮨を頂く。三田から白金高輪まで地下鉄に乗り、会社に向かう。午後は研修をして、課題の整理をしていたらすぐに終わってしまった。夏休みが始まって電話が極端に少ない。帰りに品川の京急にあるポンパドールに寄る。あちこち出かけた割には元気だ。夕食後、食材の買い出しに出かける。こんな中休みもいいものだ。気分が変わって見える。
■2001.8.7
涼しい日が続いて、季節感覚が希薄だ。温かいカボチャのスープがことさら美味しく、自家製ゼリーは売れ行きがいまひとつ。新しい仕事に取りかかる前に、抽き出しを片付けたら棄てる書類がたくさん出てきた。過去を振り返ることは稀なので、全部気持ちよく処分する。夏の休暇を決めたので、後は何をして過ごすかを考えよう。明日の打ち合わせのため、レアチーズケーキを作る。カナダからメイルが届いていた。地球はひとつだという気がする。のんびりしていたら、すぐ十時。猫が寒そうにしている八月、やはりおかしい。
■2001.8.6
電車が空いている。毎年この時期に休暇を取っていたのを思い出した。今年は短い休暇を取って少しゆっくりするつもり。月初めの月曜日はレポート作成に追われる。データをいじって、真実に近づこうとするのだが、知らない方が幸せなこともある。デフォルトのレポートをカスタマイズして、必要な部分だけ抽出する。帰りの電車の中で歌舞伎の本を読んでいたが、すぐに眠ってしまった。信じられないくらい涼しい。電車の中は、冷え過ぎて震えていた。こんな年は冷害になるのではないか。
■2001.8.5
昨日のご馳走がたくさん残っているので、パーティの続きをやっているようだ。午前中、昔のLPレコードを取り出して、ELP、ZEPPELIN、YESと聴いていた。針が廻って音が出る瞬間、ぞくぞくするような嬉しさがある。午後、図書館に行って、【ユングコレクション 夢分析・人文書院】、【歌舞伎の根元 今尾 哲也 勉誠出版】を借りて来る。風があって涼しい。冷房なしで一日過ごす。モーツアルト書簡集を読んでいるが、父親のレーオポルドが書いた手紙は当たり前すぎて退屈、読みながら午睡してしまった。天才の父親なんてこんなものなのだろうか。
■2001.8.4
暑い日が続くが、暑気払いに仲間が集まって楽しい時間を過ごす。いつものことだが、食べきれないほどの料理が並んで、どれを食べたらいいか迷うほど。人様が作ってくれた料理は本当に美味しい。外は暑いのに程よく冷えた部屋で、わいわいと騒ぎながら過ごす午後は何にも換え難い。卒業以来、またこうやって仲良く集うなんて誰が想像しただろうか。ワインも美味しく、そして適度に昔と今が混じっていて、充実している。猫は午後中ずっと大人しく寝ていた。夜、千葉市の花火大会をベランダから鑑賞する。今年は風向きがよかったのか、迫力があった。音が後から付いて来るのが可笑しい。
■2001.8.3
夏休みを取って、高倉まで野菜の買い出しに出かける。西瓜が一面に並べられていて盛夏だと感じる。君津にもよって、百合の花も購入。明日はお客さまを迎えるので、準備がある。昼から御茶ノ水まで源氏の講座の最終回に出席。王朝文学の粋を教えられ、満足して帰って来た。夜、料理を作り始めたが、テーブルの配置替えを思い立って手伝う。人が来ると程よい緊張があって、部屋も必然的に綺麗になる。カナダのサーモンを冷凍室から取り出して、冷蔵庫に移す。明日のメインはこれなので、気分的には楽。
■2001.8.2
御茶ノ水で今日も源氏の講座を聴く。栄光に包まれるためのと政治力というのはこの時代からあったのか。今でも日本人の心はそう変わっていない。湯島に用事があって、そのまま秋葉原まで歩いていく。液晶モニターの出物があったので購入した。秋葉原は活気に溢れていて、東京は景気が戻って来たのだろうか。明日は休暇にしたので、ようやく夏休みの気分になれる。暑さも少し和らいで、気持ちがよい。
■2001.8.1
今日も引き続き、源氏物語の講座に出席。会社を出たとたん、都会の暑さが飛び込んで来る。神保町の辺りは低い店が迫るように並んでいて、いかにも暑苦しい。源氏31才の秋に明石の上と再会し、大井辺りに暮らす。京都の夏を過ごす平安の貴族たちは、どんな工夫があったのだろうか。日の当たらない部屋で天井を高くして、風を通
すことくらいしか思い付かない。昨日が遅かったので真直ぐに帰る途中、錦糸町の辺りで大雨に遭遇。市川までずっと降り続いていた。千葉に着くと道路も濡れていない。雨も地域で変わるらしい。ジミヘンを聴きながら部屋の片付けをする。
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