表紙にもどる since1997.11.15
■2000.10.31
今日はハロウィーン。日本にいると静かだが、アメリカではみんな結構楽しんでパーティを開催する。おとなも子どもも長い冬に閉ざされる前に陽気に騒いでよく食べ健康を願う。アメリカが東海岸から発達したことを思うと、この冬の前のつかの間の愉しみは重要な要素をもっていたと思う。ニューヨークの冬をわたしは知らないが、三月の末に雪に出会った。みんな何気なくブーツで歩いていたから、冬の寒さは壮絶だろう。日本の秋祭りは収穫の後の感謝祭だが、冬の楽しみ、オペラとか、演劇とかそういうものは近年までなかった。
今年は人を招いたり、遊びに行ったりして大人の会話を楽しみたいと思う。たくさんの仕事を抱えて、ばたばたしているだけが人生ではないのだ。
■2000.10.30
昨日寝たのが一時過ぎていたので、さすがに朝は眠い。なるべく人と話をする仕事をしてなんとか一日過ごした。帰りの電車では隣の人に寄り掛かって眠っていた。優しい人でよかった。月曜日はお料理の日なのでヨーグルトケーキを焼く。風邪ひきが多いので緑黄野菜や根菜類を食べて乗り切ろう。こういうときは自作の料理に限る。昨日の続きでタルカスを聴いているが、30年前の曲とは思えない斬新さがある。ELPのすごさを今頃になって再発見している。今週は金曜日がお休みだから短い。週末はぼんやりしたいが、なにもしないと退屈してしまう。しなやかに流されずに生きて行きたい。
■2000.10.29
午前中に家事を済ませ、昼過ぎから荻窪に向かう。久しぶりに義母を囲んで夕食を食べ、そのあと吉祥寺に出かけた。ラキシスのタルカス全曲演奏があるので楽しみにしているむと、予想を上回るすばらしい演奏だった。30年近くたって、生でこの曲が聴けるとは思わなかったので余計にうれしい。大人になるのもわるくない。十時半に終わり、アンコールは諦めて電車に飛び乗る。千葉に戻って来たら十二時を回っていた。快い疲労と興奮でどきどきしている。この週末は名古屋に日帰りで出かけたりと充実していたが、荷物がなかったので旅をしている気分ではなかった。重いバックを下げて歩くのが旅のスタイルのような気がする。
■2000.10.28
朝、高倉、君津まで野菜の買い出しに出かける。帰りに食材も買って冷蔵庫に詰め、名古屋に向かう。先日の豪雨で被災したweb友だちから招かれて、みんなで集まる。新幹線は指定席が埋まっていた。名古屋駅から桜通
線に乗って終点の野並が目的地だ。ここは、名古屋市天白区。もう一人の友だちの事務所は西批杷島にある。水害から一月たって町の様子は変わっていないように見えるからすごい。励ましに行って、逆に励まされて帰って来た。人生をぼんやりと生きていてはだめだ。久しぶりに友だちと話ができて嬉しかった・こういう仲間は貴重である。
■2000.10.27
だんだん寒くなって来た。今日は薄手のコートを着てちょうどよい。名古屋までの切符を手配したら手違いで喫煙車になっていたので、品川駅で交換してもらう。少し遅い時間に出たら、赤ちゃんを連れた働く母親に大勢会った。保育所のお迎えの時間なのだ。スーツ姿に子どもをだっこしているのは、異質な感じがする。近頃のおかあさんって若くてきれいなのだとあらためて思った。月末の金曜日のせいか、どこか慌ただしく大きな荷物を抱えた人が走って行く。家にいると感じないが、駅やバス停でじっと子どもの帰りを待つ母親、成田エクスプレスに乗り込む外国人がいて、ここそこにドラマがある。
■2000.10.26
大手町まで情報通信サミットに出かけた。白金高輪から都営三田線に乗って大手町で降り、かなり歩く。この頃、大手町でITセミナが開かれるのに片っ端から参加して話を聞いているが、だんだんと本物の偽物の違いが分ってくる。要は主催者がどんな心構えでビジネスを始めるかにかかっているのだ。メッキはいずれ剥がれるし、真実はひとつしかないのだから、どんなアプローチをしても到達するところは同じだと思う。自分の生活が満たされていなければいい仕事はできない。夕飯にイタリアンパスタを作る。ローマで食べた味、フィレンツェの景色を思い浮かべながら、パスタを茹でる。デザートは冷やしたチョコレートチーズケーキ。あと一日で週末だ。
■2000.10.25
午前中三時間も掛けて税務署からの調査票を記入していた。午後は免許の書き替えに千葉中央警察まで出かける。なにしろ優良ドライバなので、近くの警察署に出頭し、12/20に三十分ほどの講習会を受ければ、自動的に免許書がもらえる。免許センターに行くのに較べると時間の節約になる。夕方、図書館に行って【ハリウッドで政治思想を読む・副島隆彦】、【浅原六朗選集III・河出書房新社】、【チャタレイ革命・梅本浩志】を借りてくる。夜、新しいレシピに挑戦してチョコレート・チーズケーキを焼く。休暇なのにちっともじっとしていなかった。
■2000.10.24
午前と午後にインタビューをひとつづつ。それぞれ各部の製品戦略を聞く。もう来年のことを意識しなければいけない時期になってしまった。来年はどんな年になるのだろうか。名古屋の知り合いからの案内が来て、やはり参加しようと決めた。明日は休暇でのんびりすることになっているが、どうなることやら。
■2000.10.23
今日は雨、肌寒い。月曜日はスーツを着て会社に出かけた。休みの日にのんびりしていたので、仕事に向かうとほどよい緊張がある。契約書をチェックし、送付する。昔と違ってPDFに変換して添付書類に付けるだけだから、お互いの時間の節約になる。カレンダーを見ていたら、とても一週間持ちそうにないので、水曜日に休暇を取ることにした。今週末もびっしりと行事が詰まっている。十月は十二月より慌ただしい。ぼんやりしていると秋の名残りも通
り過ぎてしまう。この季節がいちばん好き。昔を思い出すことが多い。
■2000.10.22
目覚めたら目の前が海なので、少し散歩する。三芳村の物産センターに立ち寄り、みかん狩りにでかける。蜜柑は枝の先に付いている方がおいしいのだそうだ。取り立ては酸っぱいが一週間くらい置くと甘くなるそうだ。三芳村の食堂もメニューが増えて楽しい。今回は安房ビールを飲み較べてみる。いつものように野菜をたっぷり買って、おどやで刺身を買って戻る。楽しい旅で笑い過ぎることが問題だった。金目鯛と鯵の刺身を食卓に載せ、海の余韻を楽しむ。
■2000.10.21
朝、天気がよいのでほっとする。洗濯を済ませ、荷物をチェックして館山へ向かう。道が空いていたので二時間くらいで着いた。丸山町にあるシェイクスピア・カントリーパークを訪れ、小劇場などを散策する。夜は魚料理満載の宴会があって、夜遅くまで話が尽きない。こういう仲間内の旅行も快適だ。
■2000.10.20
長かった一週間。締切りの仕事もなんとか完了し、ほっとして会社を出る。外は雨が降っていた。この雨も明日には上がるだろう。金曜日はバスが遅れる。電車の時間が空いたので京急のポンパドールでコーンブレッドを購入。夕食に玉
ひで風親子丼を作る。もう少し卵が入っていた方が滑らかで美味しいと思う。次回の課題にしよう。明日から遊びに行くので、荷物をバッグに詰める。館山に行くのに着て行く洋服を迷うなんて、新しい発見。猫が二匹で遊びに来ているが、今夜は泊まって行くのかしら。
■2000.10.19
ホテル・パシフィックで開かれたe-Commerceセミナを聴く。最近、連続してこの種のセミナに出ているが、だんだんと世の中の仕組みが分かって来た。コストをかけずに人件費をかけずに、予測されたものの精度を高め、変更に対応できるようなビジネスの新しいやり方を導入する。あと三年したら、ほとんどの企業が導入していると聞いてもピンとこないがdog
yearで21年なら納得できる。帰りに八重洲ブックセンターに寄って、フランス語の参考書を購入。本に囲まれて過ごしていると、ずっとここで暮らしたくなる。
■2000.10.18
慌てて電車に飛び乗り、会社に着く。締切りのある仕事をようやく片付けた。次の仕事が待っている。長い一週間でまだ水曜日。気分転換にバナナケーキを焼いたが、プディングになってしまった。来週の仙台出張を上司にお願いして、東京のセミナに出席することにする。猫が手持ち無沙汰にしているが、会社の往復では新鮮な魚はなかなか手に入らない。明日も午後出かけることになっている。忙しいが、宿題もたくさんあって、息抜きが必要だ。週末に遊びに行くので、それを頼りに乗り切る。
■2000.10.17
お台場ビックサイトまでWorld PC EXPOに出かける。特別招待日というものの事前登録さえ済ませれば誰でも入れる。ここは、西ホール、東ホールが離れていて、嫌というほど歩かされた。健康にはいいかもしれない。絨毯の敷いていない会場は殺風景で疲れる。騒音と人混みに揉まれて帰って来た。
帰りに東京駅行きのバスに乗ったので、久しぶりにノチョーラでテラミス、チーズケーキなどを調達。デザートに合わせて、アンチョビを使ったイタリアンサラダを作る。夜に紅茶を飲むと眠れなくなるが、今日も頭が冴えている。待ち時間がたっぷりあったので、本を一冊読み終えた。
■2000.10.16
月曜日、窓を開けると肌寒い。お昼にシフォンケーキをみなで食べて、今週も頑張ろうということになった。難しい方の仕事が終わり、また、新しい企画が始まる。途切れず課題をこなすのが目下の使命のようだ。家に帰れば受験生の子どもたちや気難しい大人たちと付き合って、浮き世の義理を果
たしている。縞猫を猫可愛がりするのと、ZEPを聴くのが息抜きのひととき。通勤のお供に少しづつ読んでいる本に慰められる。夜が長くなって、夕暮れときの物哀しさが際立つ。帰る家がある人、待っている人がいるひとは幸いなり。ロンドンの秋は心を切り裂くくらい哀しかった。二十年以上たった今も覚えているくらいの真実である。
■2000.10.15
明け方、猫に起こされる。一眠りして目覚めたら八時だった。まだ眠い。高倉農協と君津なごみの里まで野菜の買い出しに出かけ、帰り道、京成電鉄千葉寺駅のリブレ京成に立ち寄り、DVDをチェックする。フランス語の勉強用に手ごろなものはないかと探したが、ここは月並みすぎてだめ。DVDなら好きなところを繰り返し聞けるので、映画が語学の練習ができるような気がする。昼過ぎ、午睡する。夜、君津の栗を熱湯に漬けておいて、皮をむき、栗御飯を作った。食材が豊富にあるので、料理を作っていると機嫌がよい。アボガドが熟したのでサラダにする。珍しく手に入った枝豆も新鮮で美味。休日は、ZEPの音楽に浸り、好きな本を読んで、料理をして過ごすのがいちばん。
■2000.10.14
夕暮れが早い。革のスカートを探していたら、白のフード付きのダッフルコートが出てきた。新品らしくポケットには端切れとボタンセットがある。記憶にないのだが、たぶん自分用に買ったのだろう。探し物をしていると全然別
の物が見つかって面白い。住宅取得税の通知が来たが、どうも高すぎる。申告すれば減額もありなんていかにもお役所仕事だ。交渉の余地あり。暖かな夏を思い出すような一日だった。食料の買い出しに出かけ、のんびりと過ごす。夜、友だちに電話して来週の予定を決めた。ZEPを擦り切れるくらい聴いている。
■2000.10.13
金曜日はすぐに過ぎてしまう。久しぶりに物語を書いた。毎日少しづつ書きためたものを整理して、読めるような形にする。なぜ人は生きるかという問いに、すぐに答えられる人は少ないと思うが、季節の折々にそんなことを考えて暮らしている。自分を外に向かって表現するか、内面
に秘めるかで違ってくるが、たいていの人は自分を認めてもらいたい、理解してもらいたいと考えているのだ。芸術作品や音楽が人の心を動かすように、スポーツにも感動がある。真実はひとつしかないのだから、みんなが求めるところは所詮同じなのかもしれない。志賀直哉が暗夜行路を書き上げるまでの日常生活に心打たれる。非凡な人も同じように苦しんだり、喜んだりして、子どもの将来を心配し、親孝行している。作品と思想は一致しないこともあるが、好きな作家の言動はやはり気に入ってしまう。
■2000.10.12
近くに風邪引きが多い。今日はフェーン現象で30度近くまで上がり、夕方からは冷たい風が流れ込んで来た。秋は気紛れ。冬服に入れ替えてワードローブを眺めると、黒い服ばかりで華やかさに欠ける。赤やピンクの似合う年齢になったということか。午前中にひとつ仕事を片付け、午後、手強い課題に取りかかった。週末はもうそこまで来ている。通
勤の合間に志賀直哉の書簡集を読む。あれだけの大作を書きながら、家族の健康を思い遣り、作品のために旅に明け暮れる毎日、友だちの金策や次々に訪れる来客の相手をし、手紙を書く。戦前までの日本人は寡黙で勤勉だった。
■2000.10.11
二年越しの大仕事にいよいよ取りかかる。成果は期待できるが、とにかくプロセスが煩雑なのだ。好きなことだけ選んで仕事していても、十分忙しい。その上に宿題もある。昨日の夜、明け方まで寝そびれてしまったので、頭が重かった。気分転換に美容院に行くことにする。まだ馴染みでない店は適度に緊張があって、さまざまな人間模様が見られて興味深い。世の中の大部分の女性が美容院という不思議な部屋に吸収され、変貌して戻される。この空間は、非日常的で居心地がいいのだ。ZEPのCDを久しぶりに聴く。時間の立つのが信じられないくらい早い。
■2000.10.10
休んで呑気にしていたせいか、とても眠い。Dreamweaverのサイトでweb
training をする。自分が使っているソフトウエアでも、知らない新機能がたくさんついているのに驚く。志賀直哉の書簡集を読み始めたが、昔の文人はとにかく手紙を書く。電子メイルがあったら、すごいことになっていただろう。品川のKihachiでマフィンを買って帰る。CDのひとつが再生不能になってしまい、夜が寂しい。
■2000.10.9
雨の中、館山まで出かける。鴨川千倉経由で、鰻直売所を訪れ、帰りも潮風王国に立ち寄って千倉回りで帰って来た。鯵、かますなど取り立ての魚を氷付けにして、持ち帰る。急ぎ足の観光旅行といったところだ。駆け足の割には、トルコキキョウを買ったり、梨、トマト、里芋など野菜も入手。さすがに疲れたので、ひと休みして、夕方、ダイエー千葉にいく。優勝セールとかで大勢人が出ていた。子どもの自転車を買う。夜、いつもとなにか違うと思ったら、月曜日だった。気分的には日曜日のつもりで過ごしていた。フランスのお土産にいただいたオレンジピールが香り高く美味。明日のために早寝をする。
■2000.10.8
三連休がこんなにゆったりできるものだとは思わなかった。昨日 図書館に行って、【ブナの木の下で語ろう・中野孝次、井出孫六、高田 宏】、【老木に花の・中村真一郎】、【志賀直哉全集第十八巻】、【早川孝太郎全集第十一巻】を借りて来る。その一冊を読み始めて時間の立つのを忘れ、気が付いたら午前二時だった。連休の始めなので油断したのかもしれない、今朝は九時まで眠ってしまった。昼頃、近くのスーパーに買い物に出かけ、午後ようやく冬物の衣類を出す。防虫剤の匂いがきついので、外で陰干しすることにした。いずれこの分厚い洋服がちょうどよくなる季節がやってくるのだ。
夜になると肌寒いが、家の中はまだじゅうぶんに暖かい。うな重を食べて、デザートにはゼリーと豊水にした。ZEPのremastersにはまっている。
■2000.10.7
久しぶりに晴天に恵まれた。天気がいいと、心までゆったりとするから不思議だ。夕方、高校のクラス会があって懐かしい顔ぶれと会う。会場が千葉市なので歩いていける近さが嬉しい。卒業してからずっと疎遠で、最近になってしばしば会うようになった。この仲間は、なにを話しても通
じ合うし、わがままも言えるし、居心地がいい。友だちのネットワークが仕事以外の個人生活を支えてくれるような気がする。この日、新宿でもうひとつのオフ会があったのだが、出席できずに残念だった。身体が二つあったらいいのにと思うのはこんなかもしれない。家事の合間にZEPを聴く。
■2000.10.6
長かった一週間がようやく終わる。連日のように出かけていたので、いつもの電車で帰れる嬉しさ。時間に追われていたので、11月末に京都に行きたいと考え、ネットで申込みをする。結果
はまだわからないが、それも旅のお楽しみだ。楽しみの合間に仕事を精力的にこなすというのがモットーだったのに、最近はおとなしすぎたようだ。旅行とか、芝居とかどんどん出かけて行こう。貯金はできなくても自分自身の楽しみのために働くのはいいことだと思う。今くらいになって急に遊び仲間が増えて来た。明日は幕張メッセのCetecに出かけ、その後、クラス会。
■2000.10.5
大手町経団連ホールで日本経済を考えるセミナに出席。パネラが互いを攻撃し、激論が飛び交って白熱した討論会だった。帰りに隣の農協ビルで【あきた小町(5kg)】を買って来る。落語の三題話のようだが、家に帰るとちょうどお米が切れていた。大手町界隈は守備範囲でないので、なかなか来たことがないが、いかにも日本の首都という風情があり、あちこちに高そうな立派なビルが並んでいる。老朽化した丸の内付近に較べて外国風ですてきだ。東京という町には不思議な空間があって、そこだけがパリだったり、ニューヨークだったりする。このまま都心回帰が続くなら、東京探訪も楽しいかもしれない。
■2000.10.4
有楽町の東商ホールでITセミナに出る。白金高輪から日比谷まで地下鉄に乗って、久しぶりに丸の内界隈を歩く。ヨーロッパブランドの直営店が次々と誕生し、デパートの凋落と位
相を合わせているようだ。高価な買い物は専門店で、日常は量販店でという住み分けができつつあるのだろうか。ITセミナで感じるのは儲かる仕組みを誰よりも早く作り上げること。従来のやり方で既存のビジネスを守って行くということが、許されなくなってきている。eビジネスがそのスピードを最大限に発揮できるには組織もフラットでなければいけない。
■2000.10.3
ここ数日間で急に冷え込んだ気がする。電車の中が暑すぎたり、寒すぎたりして、上着を脱ぎ着して調節している。十月は慌ただしく、毎日、外出や約束に追われて過ごすようだ。仕事はやり始めたら中途半端にはできないから、結果
をだすまで完走する。それに較べて家庭生活のなんとおおらかなことか。料理の献立はそのときの気分に応じて変化し、洗濯も機械まかせで済ませる。余った時間にDVDを見るのだが、必ず最後まで見てしまう。明日は大手町でセミナ。ELPを聴いて夜を過ごす。
■2000.10.2
恵比寿ガーデンプレイスまでセミナに出かける。ここは坂あり、谷ありで景観が見事だ。六周年記念ということで竹の小径ができていた。セミナの方は、期待したほどではなかったが、新しい使い方に目を向けさせてくれる。何ごとも極めるまで実行することが大切ということか。月曜日はお料理の日なので、帰って来てから小豆を煮て栗ぜんざいにする。乾燥した小豆をさっと洗い、熱湯入りのポットに一晩浸しておくだけで、すぐに小豆が煮える。デザートに凝りはじめると、季節感を取り入れて、夏はゼリー、白玉
、レアチーズケーキ系、冬は焼ケーキ、ぜんざい、餅系に変わる。仕事で疲れた頭をほぐすにはいちばんだ。
■2000.10.1
日曜日の朝、六時から起きてぐすぐすしていたら、八時になってしまったので慌てて出かける。高倉農協、みんなみの里と久しぶりに国道410号を行く。雨が降っていたので、空いていて館山には十時には着いた。おどやで刺身や干物をたっぷり仕入れ、満足する。隣の市民センターでは産業祭りだったので、人も車も渋滞していた。夏でもこんなに人出はない。行きつけの店でお昼を食べていたら、この頃お嬢さんたち来ませんねと言われてしまった。ここには毎週、四人で通
ったものだ。家はなくても、週末の一日を館山で過ごすとほっとする。新しい野菜や珍しい果
物と出会い、夕食には海の町の献立が登り、しばらくは幸せの余韻に包まれる。帰って来てから温泉卵に挑戦。
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