BBSの仲間から、あたたかい励ましの言葉をもらい、少し勇気が出てくる。短編集は5つ載せることになった。
以前から、考えていたことなのだが、自分の書いている短編集を思い切って自分のホームページに載せることにした。だれが読んでくれるか、ちょっと心配である。
今日、山川君のページをみて、So much trouble が解散の知らせをきいて驚く。10/7にMac Seminar で MacLife を貰ってこなければ、Yamakenのページにアクセスすることもなかったし、書き込みをすることもなかったから、知らずに通りすぎてしまっていたと思う。
2日前から 古井 由吉 の 白髪の唄 を読んでいるが、彼が構想を練って一年近く掛かって作った濃密な内容なので斜め読みをすることができず、3日がかりで読んでいる。いちいち身に詰まされることが多く、中年のおわりの人生の秋が見えた作者の感じたこと、つまづいたことなどが丹念に描かれていて、純文学の作者が妻子を養ってくらしていくことの辛さ、大変さがよくわかる。ともかくも原稿をかかなければ、一家を養うことができない。夜遅く、活字が踊ってみえなくなるまで、資料を読みあさり、眠りに着くというくだりに心打たれる。