表紙にもどる since1997.11.15
■2001.7.31
午後神保町経由で明治大学の夏季講座に出かけた。源氏物語は何度読んでもまた発見がある。書き手が一流だと年月、空間を超えて楽しめるのだ。夕方、四ッ谷まで出て紀尾井ホールの講演会に行く。オペラは快楽だという言葉があるが、音楽はすべて快楽なのかもしれない。すばらしい歌声を聴いてプロの心意気を感じた。どんな場所でも最高のものを演出できること、これがプロだと思う。快い疲労を感じて帰ったきた。
■2001.7.30
また暑さが戻って来た。月曜日はレポート提出があって忙しく過ごす。先週からの懸案事項を片付けていたらすぐに五時になってしまった。11月には勤続二十年のパーティが予定されていて、その記念品を選んだ。ジミヘンのギターを聴きながら夜を過ごす。クレソンの白和えを作ってみたが、極上の旨さ。野菜が食卓に並ぶと贅沢な気がする。
■2001.7.29
新鮮な野菜が食べたくて高倉まで出かけた。葉とうがらしの束が売っていて、中に可憐な白い花が見える。少し観賞用に飾って、残りの葉を千切ってつくだ煮にする。昔懐かしい味がした。天気予報では真夏日が戻って来るといっていたが、過ごしやすい。午後、幕張本郷まで不動産相談に出かける。現状の問題を話し、専門家の知恵を授かけてもらう。夜、一日のんびりしていたので、慌てて常備食を用意する。カボチャ煮、高野豆腐、大根の箸休め、特製キムチ、豚肉のハーブや焼き。今週は、夏期講座に通
うので、ほっとできそうだ。
■2001.7.28
今日も涼しい。気温が四度下がっただけでこんなに快適になるのは、不思議な気がする。IT講習を始めた父がインターネットで復習、予習をしたいからと、新たにMac7100を設置した。IT講習で若葉ドライバがぞくぞく誕生すると、ネットの世界は何か変わるのだろうか。叔父が遊びに来たので、カナダのスモークサーモンとメープルシロップを持たせる。夜は、早めに食事をすませ、ELPのDVD鑑賞。いまさらビデオは嫌なので、DVDだけが頼り。他にもでているのか、amazon.comでチェックする。
パティオスのページを発見、幕張で新しい不動産屋さんを見つけるつもりだ。
■2001.7.27
涼しくてすがすがしい朝。オホーツクからの寒気が流れ込んで来たというが、ずっといてもらいたいものだ。課題が終わり、余力で打ち合わせをして、話をまとめた。手がかかるが可愛い人もいる。金曜日の電車は空いていた。みんな都会から田舎へと逃げ出しているらしい。長い夏休みの替わりに、あちこちに短い旅をしたいと思う。いま読み始めた本が面
白く、いちいち納得してしまう。早く知ることで危険を予知したり、対策を立てるだけでなく、革新的な方向性を示すというやり方があるのだ。週末は好きなだけ夜更かしできるのが最高。
■2001.7.26
茄子の花、暑さもここでひと休み。昨日の夜はあちこちで豪雨が続いたらしい。田園都市線は一部運休していた。休み明けは仕事がはかどる。宿題はほぼ完成し、あとはまとめるだけ。いつもより少しだけ早く会社を出る。駅の混雑がやはり違う。電車の中でぐっすりと眠っていた。雨が降ったので、夜も涼しい。こんな夏ならいつでも歓迎。ZEPを聴きながら夜を過ごす。
■2001.7.25
いつもの電車に乗って、日赤まで人間ドックに出かける。今回は品川からバスを使ってみた。毎年のことだが、あちこち連れ回されて、空腹に耐え、バリュームに慣れ、最後にはくたくたで終わる。新しくできたけやきルームで昼食を済ませ、どこにも寄らず広尾経由で帰って来た。外は相変わらずの猛暑。夕方、曇ってきて雷鳴もしたのだが、一滴も降らない。図書館に行き、【How
Knowledge communities can revolutionize your company ジム・ボトキン著】、【モーツァルト書簡全集VI 白水社】を借りて来る。夜になってようやく激しい雨が降る。断続的な豪雨が今年の特長のようだ。丑の日なので鰻を食す。隣の家からも同じ匂いがしていた。今は涼しい風が吹いている。今夜は久しぶりによく眠れそうだ。
■2001.7.24
暑さのせいか電車の中で些細な口論が目立つ。みんなよく眠れないのだ。今週末締切の仕事はなんとか見通
しがついた。チームワークの勝利か。データをみて、初めてやり方の方向が決まる。今年もwebのトレーニングが始まった。同じ部の仲間にハイパーテキスト作成を教える。グラフも絵もみんなwebに張り込めばURLを知らせるだけで報告書が完成する。教えることでこちらが学ぶことは大きい。明日は人間ドックなので、夕食を八時前に取って早寝をする。
■2001.7.23
月曜日なのにたっぷり休んだので、気持ちよく出勤する。会社に入れば涼しいが、そとは暑気で蒸し返すような朝だ。原稿依頼をして、アンケート集計用のテンプレートを作る。filemakerも極めると楽しい。グレープフルーツを齧りながら、メイルに回答する。久しぶりに画面
に向かって、長時間眺めていたら、気持ちが悪くなって来た。通勤のお供に必ず本を読んでいるが、活字を見ていても全然頭に入らないことがある。自家製のレアチーズケーキは、オレンジ味で美味。毎日、デザートがないと寂しいので、抹茶ゼリーと巨峰カルピスゼリーを作った。猫といっしょに寝そべって、ぼんやりすると疲れがとれる。
■2001.7.22
朝、日曜日の定番のホットケーキを食べ、二月から手を付けられずにいた仕事を少し片付ける。やる気にならないと、何も始まらない。三連休の最後なので、食料の調達にでかけ、京都のおばんさいを作る。がんもどきとインゲンの炊いたもの、大豆と筍の牛肉煮、キュウリとキャベツの浅漬け。一昨日作った鯵の一夜干しは、程よい塩加減で猫ニ匹と分け合う。久しぶりに猫を洗った。お湯を張っている間は鳴いていたのに、お風呂に浸かると気分がいいのか大人しい。夏はいい加減に放っておいても乾くので助かる。夜、新宿までELPオフに出かける。モントリオールのビデオをかけながら、音源をわざと絞って生演奏をかぶせる。役者が揃っているので、生演奏、ボーカル付きをかぶりつきで鑑賞する。1979年生まれの大学生も参加していて、楽しい時間を過ごす。
■2001.7.21
朝、図書館に行って新刊コーナーから三冊借りて来る。【イタリア史1700-1860 スチュアート。ジョーゼフ・ウルフ著】、【メディア空間 中野収】、【古代史の十字路 古田武彦】。家族揃って平和公園まで墓参に出かけた。ここは公園墓地なので木々が多く、陰惨な感じはない。暑いので棒棒鶏を作る。午後、借りて来た本を読みながら、午睡をするがメディアバレーに行くのに付き合わされる。洗濯屋さんから戻って来た最後の春物を茶箱にしまい、乾いたシーツなどを取り込んでいるとすぐに夕方になってしまう。トマト入りの辛いカレーを作った。海老とオクラを載せた豆腐サラダは好評だった。余力で今年初めてのレアチーズケーキを作る。縞猫が要所々で待っていて、クリームチーズを舐めていた。明日はELPのオフがある。
■2001.7.20
海の日でお休み。混雑を避けて早めに館山に向かう。木更津南出口で行列ができていた。千葉を出たときは曇りだったのに海辺に近づくと太陽がまぶしい。途中、野菜を買って、早めに到着する。お昼は知人宅でお寿司をごちそうになった。館山は鮨の町で市内には何軒も店がある。夏のセールで久しぶりに洋服を買ってしまった。完熟トマトを頂いたので、魚介類のスープを作る。鍋にオリーブオイルにすりおろしニンニクを加えて熱し、一口大に切った白身魚を炒める。塩胡椒だけして、いったん取り出す。鍋にオリーブオイル、ニンニクを足して、トマトを千切ったものを加え、ペースト状になるまで炒める。後は水を加え、ブイヨン、炒めた魚を加えて味付けする。トマト味のスープは夏に合う。まだ休みがあるのは嬉しい。
■2001.7.19
三連休の前に課題を片付ける。会議が一つあって、来週することがすべて決まってしまった。昼休みに雨の音に驚かされる。局地的な雨が激しく降り続く。雷が鳴って梅雨明けが近いのに、もう宣言してしまった気象庁は面
目ない。週末気分でELPのDVDを見る。なんどみても飽きない。あの天使のようなグレックがただの中年男になっているのだとしたら、年月は残酷だ。あのままの姿を封印して、ときどきそっと眺めることができたらいい。仕事が忙しいので、来週はお楽しみを入れてある。暑い中、自分をだましだまし扱って、一週間の夏休みがほしい。
■2001.7.18
朝から急な仕事を命じられ、大阪の代理店とやりとりしてファイルを取り寄せた。昨日の夜降った雨が残っていて、朝のうちは涼しい。船橋も市川も雷鳴を聞いただけで、雨は一滴も降らなかったそうだ。昔の知り合いとようやく連絡が取れた。午後、打ち合わせが二つ。担当者と仲良しなのでやりやすい。来週も忙しくなりそうだ。帰り道、バスが遅れて品川に着くと、電車が止っている。仕方がないので東海道で東京まで出て、京葉線の快速君津で帰ってきた。頭の中にいくつかの時刻表が入っていないとだめだ。疲れているので、鶏ガラと細かく刻んだ豆腐、小松菜にナンプラーを加えて、中華風スープを作る。鳥肉と春雨、ピーマンの炒めものは五分で作る定番だ。
■2001.7.17
日陰を選んで歩いている。植木鉢の茄子の片方も実を付け始めた。米国からの指示でリンクを直す。会いたい人に連絡するが、会議中だったり、休暇中だったりして足踏みしている。何ごとも固執してはいけない。セミナの講師一覧を作って代理店に配付する。急ぎで仕上げなければならない仕事があるのに、なかなかそれにたどり着けない。三連休は嬉しいが、締切を抱えていると大変だ。電車の待ち時間にパン屋さんに飛び込み、自然パンを購入。デザート用にゼリー二種を作る。
■2001.7.16
月曜日の朝から日射しが強い。八月が間違って来ているようだ。ZEPを聴きながら一日を振り返る。溜まったメイルに返事を書き、課題を片付けた。こんな日は一歩も外に出たくない。冷房の効き過ぎる部屋で、夏休みをどう過ごすかと考えていた。
JRのサイトの時刻表が面
白い。特急と快速が七分しか違わないのだ。舞浜も通勤定期で降りられるように経路を変えようか。館山がなくなった今、ウォーターフロントを眺めながらの通
勤も楽しいだろう。ベトナムの本を読み始めたが、東南アジアの歴史は実に複雑。中国という巨大な国があって、その影響、支配、分裂など繰り返し戦争があって、今は独立国家になっている。日本は陸続きではなかったから、比較的安定していたが、それでも文字は中国から貰っている。
■2001.7.15
朝から暑い。高倉まで野菜の買い出しに出かける。とうもろこしや、西瓜、カボチャなどがいっせいに並んで賑わっていた。先週は忙しくて料理を作れなかったので、まだ食材が残っている。材料が揃っているので、タイ風スープを作った。オリーブオイルに、すりおろし大蒜を入れ、刻んだニンジンと長ネギを炒める。ここにナスの輪切りを加え、塩胡椒して、さらにベーコンの千切りを加え、細かく切ったイカの足を入れて炒める。お湯を注ぎ、ブイヨンを入れ、レタスの千切ったもの、完熟トマトを千切ったものを加え、味付けにナンプラーを入れる。煮立ったら刻んだニラを入れて火を止める。味が足りなければ塩を入れ、ナンプラーを足す。熱々のスープを食すとじんわりと汗が出てくるが、それが気持ちよい。イカの刺身は予めお皿を冷凍し、冷媒の上に乗せて出すと、冷たくて美味。休日に料理して気分転換している。午後、海からの風を頼りに横になって本を読んでいた。午睡をしたかったが、邪魔が入って眠れない。のんびりしたので気分は爽やか。ZEPを聴く。
■2001.7.14
朝、白山に向かう。約束の時間に遅れそうなので、蘇我から東京まで特急に乗った。千葉みなとからずっと海が見えて、TDLを過ぎる頃、木場の材木置き場、それから突然高層マンションが現れて、ウォーターフロントという言葉が素直に浮かんで来る。見なれた駅を通
過するたびに、大勢の人が待っているのを見た。海で過ごす家族を乗せた電車に逆らうような、小さな旅をしていている。仲良しの美容師さんが岩見沢に戻ることになり、これが最後の施業となる。暑いので銀座を歩く計画を中止し、モノレールを使って家に戻る。西瓜を冷やして、コーヒーゼリーを作り、ZEPを聴く。
■2001.7.13
金曜日、五日間のセミナ最終日だ。予定より早くセミナが終了したので、片付けを済ませ六時に会社を出る。持っていた本を読みながら、頭を週末モードに切り替える。電車の中はもうすっかり夏仕度。冷房が効かないくらいの熱さだ。こんな日は冷たい果
物が美味しい。西瓜だけでは足りなくて、瓜も出して来て頂く。疲れたので十時過ぎには眠ってしまった。
■2001.7.12
セミナの合間に赤坂まで女性キャリアフォーラムに出かけた。GEファナックのCEOのLorrie
Norringtonの基調講演が感動的だった。まず自分の幸福を考え、その上で企業の中で何をしたいかを計画するのだ。野中ともよさんも頭のよい女性で司会者でありながら、さりげなく自分の意見を言う。周りが全部女性ばかりで息苦しさを感じたが、自分が男社会に暮らしているからなのだろう。うちのセミナは100%男性参加だ。オークラの坂道を降りて道に迷いながら帰って来た。夜になるとあのあたり、狸が出そうで怖い。明日は金曜日、セミナの最終日だ。
■2001.7.11
晴れた日が続くと思ったら、気象庁が梅雨明け宣言した。外は熱風、部屋の中は冷房が効き過ぎて咽が痛い。簡単ビシソワーズを作る。電子レンジで加熱したジャガイモの皮をむき、千切りにする。それを水と固形ブイヨンで煮て、その間にベーコンの細切りを電子レンジで暖める。紫玉
ねぎをみじん切りして、暖まったベーコンにかき混ぜる。これをジャガイモスープに加え、後は牛乳適量
、パセリのみじん切りを多めに散らし、煮立ったら、胡椒少々、バターを一かけ入れて火を止める。こってりはしていないが、おいしさの基本は同じ。熱々を飲み込むとほっとする。セミナの前半が終わった。あと二日。ZEPを聴きながら夜を過ごす。
■2001.7.10
セミナ二日目、事件は多々起こるがなんとか切り抜ける。追加のテキストがあったが、両面
コピーしながら時間差でやり繰りした。一日何をしていたのか、二つの会場と自分の席を何往復かして終わる。夜、千葉市のインキュベータ説明会に出席。こちらもなかなか面
白そうだ。中央区の繁華街を通り、家まで歩いて帰って来た。夜の九時には大部分の店が締まってしまう。渋谷や銀座のような盛り場がないのが寂しい。戴いた西瓜を割って家族で食べるが、大きすぎて冷蔵庫が満杯だ。
■2001.7.9
月曜日からセミナが始まった。変更、追加などあったが、なんとか一日目が終了した。これが一週間続くので、帰って来てから気分転換に洋画家の製作ビデオを見る。音楽も美術もアーティストというのだ。小説家はなんだろう。ZEPを聴きながらBBCライブの映像はないのかと思いを巡らす。夜になったら思いのほか涼しい。猫がやってきてベッドの上で待っている。読む本もたくさんあるのに、時間だけが足りない。
■2001.7.8
今日も晴天が続く。家族の衣類の整理の続きをして、高倉まで野菜の買い出しに行く。桔梗が可憐に咲いているので購入し、玄関に飾った。植木鉢の茄子はまた三つ実がついている。二鉢あるのに、片方は花が咲くばかりだ。休みの日に暇に任せて料理をしていたら、食べるものがあふれている。
久しぶりにバナナケーキを焼いた。ZEPを聴きながら一日過ごす。こうやって週末にたっぷり音楽を聴いていると、カシミールを聴くだけで休日気分が味わえる。部屋が片付いたら、気分も爽快。物を持たない生活に憧れる。衣類の整理なんて抽き出しひとつで終わってしまうようなシンプルライフが理想だ。片付けをしていたら、探しているものがたくさん出て来た。
■2001.7.7
天気予報が外れて晴天に恵まれた一日だった。今日は七夕。こんなに気持ちいい一日もめずらしい。朝、図書館に行き、五冊借りて来る。【ギリシアを知る事典・周藤 芳幸、村田 奈々子】、【アウグスティヌス著作集22 茂泉 昭男訳 教文館】、【中世王朝物語全集15 風に紅葉 むぐら】、【ベトナムの人々 財団法人海外職業訓練協会】、【IT
マーケティング ハーバード・ビジネス・レビュー・ブックス】。読む本があると、週末も楽しい。先週、低農薬の餅米を買ったのでお赤飯を炊く。ささげをあらかじめ沸騰した湯で五分煮て、その汁に洗った米を入れて炊くだけの簡易版だが、ご飯が光っていておいしかった。一日かけて衣類の整理をする。ZEPを聴きながら家事をすると飽きない。
■2001.7.6
久しぶりにバスで渋谷に出る。この町並みはどこか新鮮で、いつも工事中がある。半年ぶりに渋谷の知人の事務所を訪ねて、近況を伝えあう。メイルのおかげで時間を気にせずやりとりできるが、やはり会えば話しは尽きない。夜になると小雨がぱらつき、ひんやりとした空気が戻って来た。大急ぎでうな重を作り、蜜柑ゼリーを食す。ELPをゆっくりと鑑賞して週末気分に浸る。来週からは忙しくなるので、いまは小休止。夕方アメリカに送ったメイルに、もう返事が来ていた。ワールドワイドでサポートしてもらっていると思うと頼もしい。
■2001.7.5
セミナの主だった手配が終わってほっとしている。五時に会社を出て、サウナのような空気を泳いで帰って来る。一雨ほしい気分だ。ELPを見ながら、夏ミカンゼリーを作った。音楽と映像を見ていると、すぐに時間がたってしまう。なんど見ても飽きないのは、彼らの音楽に普遍性があるからだろう。今日も熱い夜だ。
■2001.7.4
お客さまアンケートの集計をしていたら、なかなか充実した意見ばかり。これが全員の声だとはいわないが、傾向は掴める。午後、来週のセミナのスケジュールの調整や依頼事項を再度確認する。毎日が充実しているので時間の立つのがとても早い。それにこの暑さ。夜になっても三十度から下がらない。久しぶりに冷房をかけて部屋を冷やした。夏が始まる前に、体力が消耗してしまう。自家製ゼリーや、夏野菜を食べてなんとか乗り切ろう。今夜もELPをちょっとだけ聴く。
■2001.7.3
仕事も忙しいがなんとか定時に帰って、ELPのDVDを見るのが愉しみ。まるで恋人に会うようなときめきがある。平日はぼんやりする時間もないのに、眠る前にはZEPのall
my love を聴いている。高校生のとき、ハードロックを聴くことで危うい橋を渡り切ったように、おとなになって、仕事に疲れて音楽で癒されている。もちろん、モーツアルトもいいが、でも、ELPは格別
。これまで映像を期待していなかっただけに生演奏が見られるのは至福の喜びである。
■2001.7.2
今年も半分終わってしまった。セミナまであと一週間、資料準備に社内を歩き回る。こういうとき、日頃のネットワークが物をいう。変更や追加、再構成など、何気なく過ごしているが、まともに付き合っていては身体が持たない。月末のレポートと重なって、午後のコーヒーも、おやつも忘れていた。打ち合わせを切り上げ、五時には退社する。夜は風が出て涼しい。ナンプラーと米酢を同量
入れたのドレッシングは新鮮。海老の殻でだしを取って、スープを作る。春雨と青菜を入れて、コンソメスープで味付けする。夏野菜を利用して特製キムチも作った。こちらは、一度塩漬けしてから、キムチの素とコチジャン、おろし大蒜を混ぜて一日置くだけ。黒豆を煮て、苦めのコーヒーゼリーを冷やす。忙しい日は、料理をして気分転換する。ZEPを聴きながら、今度は映像が浮かんでくるから不思議。
■2001.7.1
日曜は朝から日射しが強い。館山まで鰻の買い付けに行く。途中、知人宅でお昼をごちそうになり、あちこちで食料を調達して戻って来た。それにしても熱い一日だった。まだ梅雨が終わっていないのに、夏が割り込んできたようだ。鯵と鱸の刺身に、豆腐、ひじきの煮物、ツルナ。夏の食卓はひんやりとしている。夜、ELPの【石をとれ】を聴きながら、ニンジン・サラダを作る幸福。DVDは好きなところだけ見られるし、大きさがコンパクトで手軽だ。こんなに小さい媒体から画面
が出るなんて、やはり不思議。それにしても本の読めない休日だった。
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