真由美の音楽修行
初級 12
中級 1234
 編 その4
          

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中級編では、マニアックなハードロック・プログレロックへの道に進むための演習があります。1970年代から課題曲を選んでみました。よりいっそうの精進を期待しています。


  

演習12:  ハードロック、プログレッシブと区別せずに、よいものをよいと感じる素直な心をつくる。


あなたはCD何枚を持っていますか。それらは図書館に並べられた本のようにアーティスト順、年代順に整理されていますか。もし、買った時期のまま積んでいらっしゃるのなら、いちど大掛かりな棚卸しをしてみましょう。70年代の音楽を十二分に楽しむには、無心な心と、そしてアーティストたちがその年々につくった作品を繭玉を紡ぐようにとぎれずに聞き遂げる根気が必要です。ここは修行です。初めての方も、よく知っている方も、もう一度自分のCDを並べ替えてください。そうしてファースト・アルバムから聞き直すことで、彼らが歩んで来た時間を共有しましょう。するとはじめて自分の好きな作品が見えてくるような気がします。事前の知識はここでは必要ありません。大切なことは研ぎすまされた感性だけ。あなたがいいと思う作品が最高傑作なのです。



課題曲1 Yes はいくどかのメンバ交代を繰り返しながら、いまでも現役です。このグループは優しい歌声という印象をもっていましたが、今聞き直してみると激しさもあって、再発見しました。あなたもイエス・ワールドに溺れてみましょう。 
《 Yes 》《 Time And A Word 》《 The Yes Album 》《 Fragile 》《 Close To The Edge 》《 Yessongs 》《 Tales From Topographic Oceans 》《 Relayer 》《 Yesterdays 》



修行中にYES の日本公演に参加しました。幸運なことに70年代のYES が再現されていました。

■1998.10.9 YES 東京公演のレビュー・真由美編

■mihonopさん

久しぶりにYESを見てきました。セットリストは夏のUSAツアーと変わらずでした。でもあの御年で140分のショウをこなすとは大したもんです。普通は2nd encoreとしてStarship Trooperが入りますから、160分というのが彼らのショウの定番なん
です。Close to the Edge では思わず熱いものが込み上げてきました(Close to the Edgeは今年の夏からセットに入ったもので、昨年末から今年にかけてのツアーではなんとRevealing Science of Godを演ってたんです)スティーブの動きも良かったですし、ジョンのクリスタルボイスも健在で絶妙なライティングと相俟ってイエスワールドにはまってしまいました。今年のジョンの持ち唄は赤とんぼ、テープレコーダーを聴きながらという反則芸でしたが、名古屋公演からはレコーダーなしで一人で唄えた
ようです。以下セットリストです。

10/9/98/Shibuya Koukaido,Tokyo Japan
*Firebird Suite
*Siberian Khatru
*Rhythm Of Love
*Yours Is No Disgrace
*Open Your Eyes
*And You And I
*Heart Of The Sunrise
*Steve Solo
Arada/Mood For A Day/
Scketches In The Sun/Clap
*Akatombo
*Wonderous Stories
*Igor Solo*
*Long Distance Runaround/Fish/
  White fish/Drum Solo
*Owner Of A Lonely Heart
*Close To The Edge
*I've Seen All Good People

Encore
*Roundabout

これってELPに例えると74年のBSSツアーに匹敵すると思いませんか?
ELPも99年初頭の英国公演ではPictures、KE#9、Tarkusをフルセットで演ってもらいたいもんです。とにかく私が観てきたのは紛れもなく本当のイエスでした。。。ショック受けてます。


■1998.10.14 YES 大阪公演のレビュー(パレットさん)
一般人と行くコンサートという切り口が光っています。






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このレッスンについての感想は mayumi@ki.nu

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