FREE [Fire and Water]

FREEと聞いて、ポール・ロジャースの顔が反射的に浮かんできた。でも、まだ全部は思い出せない。この曲を聴いたとき、すごくなつかしい気がした。ZEPとかPurpleではない、英国を感じた。オールディーズのロンドンといおうか、70年代のライブハウスにいるような気分だ。

ポール・ロジャースの声を sassy voice というのだそうだが、翻訳不可能、特別な声とでもいおうか。あの声を聴いていると、このまま流されていきたくなる。聴き始めたら癖になりそうな曲ばかりならんでいる。R&Bというのは、本来、心をつかんで離さないものだから、当然すぎることなのだが、拘束されるのが嬉しくなる曲ばかりだ。